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古代の哲学者たちは、どのように書き、伝え、受容されたのか

2021年5月に『はじめてのプラトン 批判と変革の哲学』(講談社現代新書)を上梓された京都大学大学院文学研究科教授の中畑正志先生。小社では、先生をお招きして、編集部のスタッフを中心に勉強会を行いました(2021年10月12日)。
講演のタイトルは「古代の哲学者たちは、どのように書き、伝え、受容されたのか」です。
古代ギリシャでは、知の内容だけでなく、知識の集め方や伝え方の面でも大きな変革が訪れていました。そのなかで、プラトンは「対話篇」という方法を編み出し、アリストテレスは書物と結びついた、現在まで続く知識のシステムを作り上げました。
いったいなぜ、どのようにしてそんな変化が起きたのか。中畑先生のお話を、4回にわたってお届けします。

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著者略歴

  1. 中畑 正志

    1957年、長野県生まれ。専門は西洋古代哲学。京都大学大学院文学研究科博士課程修了後、東京都立大学人文学部助手、九州大学文学部助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科教授。著書に『はじめてのプラトン 批判と変革の哲学』(講談社、2021年)、和辻哲郎文化賞を受賞した 『魂の変容——心的基礎概念の歴史的構成』(岩波書店、2011年)などがある。また『新版 アリストテレス全集』(岩波書店)の編集委員を務める。

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