世界思想社のwebマガジン
ありふれた生活のなかにある「美しさ」に惹かれ、十代からインドとの往復生活を続けてきた矢萩多聞さん。「美しいってなんだろう?」と9歳の娘さんに問われ、自分が見た忘れ得ぬ美しいインドと日本の光景を伝えながら、娘さんとともに考えていく、美をめぐる対話。
人気連載『美しいってなんだろう?』に書き下ろし3編を加えて本になりました。装丁家と小学生の娘が交わした、世界のひみつを探る13の対話。ぜひ書籍でもお楽しみください。
書籍のページはこちら
画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅し、中学1年生で学校を辞め、ペン画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を半年ごとに往復し個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、現在までに600冊を超える本を手がける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『本の縁側』(春風社)、『インドしぐさ事典』(Ambooks)、共著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)がある。http://tamon.in
2011年横浜生まれ、京都育ち。小学校は昨年から永遠の春休みにはいり、風のふくまま気の向くままフリースクールとプールと図書館に通っている。本があれば、どんな長い時間でも退屈しない本の虫。好きな映画は「男はつらいよ」。いつの日か車寅次郎と再会することを夢見ている。矢萩多聞の娘。
私たちは成長だけではない社会を考えることもできるのではないか
斎藤幸平「脱成長の未来のために」
物語に没頭する、圧倒的な幸福感――ロバート・ルイス・スティーヴンソン『宝島』
『ワンダーランドに卒業はない』試し読み
「ふつう」の人生を想像する
松岡亮二「『凡庸な教育格差社会』で」
イヌの起源
進化生物学者がイヌと暮らして学んだこと
3歳まではなぜ大切かー「三つ子の魂」に刻まれていること
おかあさんのミカターー変わる子育て、変わらないこころ
ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」
私は男でフェミニストです
人、イヌと暮らす
世界思想社