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『ギニア湾の悪魔』試し読み

神と悪魔の憑依は、いかにして現実の〈もの〉になるのか? 写真や映像、エッセイを交え、霊と呼応する人々の生に迫る、マルチモーダル人類学。

著者略歴

  1. 村津 蘭

    1983年生まれ。東京外国語大学 現代アフリカ地域研究センター特任研究員。
    京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。
    専門は文化人類学、アフリカ地域研究。西アフリカ・ベナンの宗教現象をフィールドとした宗教人類学、映像人類学/マルチモーダル人類学に根差した研究を行っている。
    主な論文業績に、‘Inter-religious Demonisation and Its Persuasiveness: The Case of a Newly Emerged Church in Southern Benin’, Journal of Religion in Africa, 52(1-2), 2022、「悪魔が耳を傾ける─ベナン南部のペンテコステ・カリスマ系教会の憑依における想像と情動」『文化人類学』(86巻4号、2022年)、「妖術師の生成するところ─ベナンの新宗教の実践における身体・情動・マテリアリティ」『現代世界の呪術─文化人類学的探究』(春風社、2020年)など。
    また、学術的な記述のみに縛られない形の人類学のあり様も探究しており、主な作品として、映画「トホス」(2018年東京ドキュメンタリー映画祭奨励賞受賞)、小説「太陽を喰う・夜を喰う」『あふりこ─フィクションの重奏/遍在するアフリカ』(新曜社、2019年)、インスタレーション「触れたら、死ぬ」『im/pulse: 脈動する映像』(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2018年)がある。

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