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三宅香帆、初のルポルタージュ!『学ぶことが仕事――博士という生き方』11月4日刊行――博士たちの知られざるリアルを追う

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「タイパ」や「効率」ばかりが叫ばれる時代に、あえて時間をかけて学問を突き詰める生き方とは――?

ベストセラー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)で、現代の「働くこと」と「読むこと」の関係を鮮やかに問い直した文芸評論家・三宅香帆さん。

今度は「学ぶこと」と「働くこと」をめぐって、さまざまな博士たちのもとを訪ね歩きました。

初のルポルタージュとなる『学ぶことが仕事――博士という生き方』(世界思想社)は、2026年11月4日発売。

本記事では、本書の書誌情報、目次、刊行記念イベント、予約購入特典などを一挙公開します。

本書は、博士をめざす人だけのための本ではありません。

「好きなことを、もっと深く学びたい」
「専門性を身につけて働きたい」
「効率ばかりを求められることに、少し疲れている」
「そもそも、学ぶことと働くことは両立するのだろうか?」

そんな問いを抱えるすべての人に届けたい、「学ぶこと」と「仕事」のあいだを考える人間ルポです。

1.なぜ今、三宅香帆さんに「博士」を描いていただいたのか(編集部より)

 

 

 

 

 

 

 

小学校一年生のとき、宿題をやっていたら大人から「えらいねえ」と褒められた。
だが、それから十五年ほど経って、そんな記憶も遠くなる。
人間は、学びたいと思いすぎると、むしろ、えらいと言われなくなっていくのである。
(本書「はじめに」より)

「勉強しなさい」と育てられた私たちが、大人になり、いざ「学ぶこと」を突き詰めようとすると、世間からは、

「それで食べていけるの?」
「そんなに時間をかけて、何を学ぶの?」
「タイパが悪くない?」

と、さまざまな問いを投げかけられます。

けれど、そもそも「学ぶこと」は、効率や成果だけで測れるものなのでしょうか。

著者の三宅香帆さん自身、京都大学大学院人間・環境学研究科で萬葉集を研究し、博士後期課程を中退して社会へ出た経験を持ちます。

大学院を「逃げた故郷」のように感じ、密かなうしろめたさを抱え続けてきた三宅さん。

そんな三宅さんが今回訪ねたのは、マングローブ、きのこ、憲法、気象、フランス哲学など、それぞれ異なる専門をもつ博士たちです。

そこで見えてきたのは、華々しい「研究者」の姿だけではありません。

治験バイトで1日約10回の採血をする研究者。
終わりの見えない遺伝子実験に向き合う研究者。
研究室に寝泊まりしながら研究を続ける日々。
そして、研究を続けながら、恋愛や結婚、子育てといった「私」の生活をどうつくっていくのか。

博士たちは、泥臭く悩みながら、それでも自分の問いと知性に向き合い続けています。

本書が描くのは、「博士になるにはどうすればいいか」というキャリア指南だけではありません。

なぜ人は、時間をかけてまで何かを学び続けるのか。
学んだことは、仕事や社会とどのようにつながっていくのか。
大学に残るのか、企業で研究するのか、別の仕事をしながら学び続けるのか。

さまざまな博士たちの人生をたどりながら、「学ぶこと」と「働くこと」の関係を描き出します。

「時間をかけて学ぶこと」には、どんな価値があるのか。

博士たちの知られざる人生から、私たち自身の「学ぶこと」と「働くこと」を考え直す一冊です。

2.本書の目次を公開!

一見すると「博士」や「研究者」をめぐる本に思えるかもしれません。

けれど、目次を開いてみると――。

「知性を突き詰めすぎて、カオス!?」な博士たちの世界を垣間見ることができる、引きの強いエピソードが満載です。

【目次】

はじめに

まえがき なぜ私が本書の執筆者? とあなたも思ったことでしょう

第1章 文系博士はこうして生まれる
1.夜からはじまる/2.マングローブのたくましさ/3.だけど、弁護士にならなかったのは理由がある/4.国際協力は今この現実から

第2章 理系博士のクレイジー・ジャーニー
1.きのこ研究者はロマンを抱えて/2.天気の予測は可能?

第3章 博士になるまで
1.本がきっかけで、博士になるパターン/2.授業がきっかけで、博士になるパターン/3.最初から、博士になりたいと思っているパターン/4.先生に薦められて、そのままパターン

第4章 実際、どうやって暮らしているの?
1.理系研究者の休みのない日々/2.大学院生は、どうやってお金を工面しているのか

第5章 恋愛・結婚・子育てとの両立って、可能なのか……?
1.博士、出会いがない問題をどうするのか問題/2.そして、博士、いつ結婚するのか問題/3.さらに、博士、子育てになると大変すぎる問題/4.そして、博士はどうバランスをとるのか問題

第6章 博士、どこへ行くのか
1.大学で研究している寺上さんの場合/2.独立法人で研究を続ける大谷さんの場合/3.国家公務員になったあと、大学に戻って研究している久保さんの場合/4.企業で研究を続ける伊藤さんの場合

第7章 社会で「博士」はどうなっていくのか?
1.なぜ博士は増やされたのか?/2.アカデミアの「外」に出る選択肢/3.イノベーションを起こす専門性

第8章 働きながら「博士」として生きる
1.なぜ働いていると哲学の本が読めなくなるのか/2.複数のボキャブラリーのために/3.参与観察としての就職

第9章 企業は「博士」をどのように見ているのか?
1.目標へのアプローチを重視したい/2.入社してから博士号をとるという選択肢/3.レジリエンスこそが大事

おわりに 時間をかけていく――博士号という通過点と「イノベーション」

ブックリスト 本書に登場した専門分野を知るための本
ブックガイド 三宅香帆が博士後期課程に進みたい人に薦める本

3.東西2大対談!刊行記念トークイベント開催決定

本書の刊行を記念し、京都大学・東京大学の2会場で、三宅香帆さんと第一線で活躍する研究者を迎えたトークイベントを開催します。

テーマは、どちらもずばり、

「学ぶことは仕事になるのか?」

博士たちのリアルを取材した三宅香帆さんが、研究・思想の世界を知る二人と、「学ぶこと」と「働くこと」をめぐって語り合います。 

【京大編】
「学ぶことは仕事になるのか? 京大編」

三宅香帆 × 藤原辰史

大学院に進み、研究を続ける。好きなことを突き詰め、専門家として生きていく。

――それは、どんな仕事なのか。どんな喜びや葛藤があるのか。

「研究することを仕事にするとは?」
「大学で学ぶことにはどんな意味がある?」

京都大学大学院で学んだ三宅香帆さんと、京都大学人文科学研究所教授・藤原辰史さんが、「学ぶこと」と「仕事」のつながりについて語り合います。

研究者をめざす学生・大学院生はもちろん、進路に悩んでいる人、学び続けたい人にもおすすめのイベントです。

日時:2026年11月2日(月)16:45~18:15

場所:京都大学生協カンフォーラ

登壇者:三宅香帆(文芸評論家)× 藤原辰史(京都大学人文科学研究所教授)

参加費:一般2,500円(要予約、別途お振込手数料をご負担いただきます)/京大生協組合員2,000円(要予約)

(『学ぶことが仕事――博士という生き方』1冊+イベント限定メッセージペーパー京大ver.付き)

定員:60名(先着順、京大生協組合員の優先枠あり)

一般予約開始:10月21日(水)12:00~

主催:世界思想社

共催:京都市(「学藝カフェ」事業)・京都大学生活協同組合

[お申し込みはこちら]

 

【東大編】

「学ぶことは仕事になるのか? 東大編」

三宅香帆 × 國分功一郎

「博士号を取っても就職できない?」

「研究と生活は両立できる?」

そんな問いの先にある、知性を追究する博士たちのリアルを描いた『学ぶことが仕事――博士という生き方』。

東京大学駒場キャンパスでは、哲学者・國分功一郎さんと三宅香帆さんが、「タイパ」が重視される時代に、あえて時間をかけて学ぶことの意味や、専門性を持って社会で生きることについて語り合います。

大学院進学や研究者のキャリアに興味のある学生・若手研究者はもちろん、専門性を身につけたい人、時間をかけて何かを学びたい人にもおすすめのイベントです。

日時:2026年11月4日(水)17:30~19:30(17:00開場)

場所:東京大学駒場キャンパス 駒場コミュニケーション・プラザ北館2階 多目的教室4

登壇者:三宅香帆(文芸評論家)× 國分功一郎(東京大学大学院総合文化研究科教授)

参加費:無料(要予約)

定員:100名(先着順、東大生協組合員の先行予約あり)

一般予約開始:10月19日(月)12:00~

(※東大生協にて対象書籍を先行予約された方には、特典として「コメントペーパー東大生協版」および「登壇者サイン会参加権」をお渡しします)

主催:東京大学消費生活協同組合

共催:世界思想社

[お申し込みはこちら]

4.【オンライン限定】バリューブックス予約購入特典キャンペーン

バリューブックスで本書をご予約いただいた方限定で、三宅書店オリジナルステッカーをプレゼント!

ここでの購入でしか手に入らない限定特典です。

発売前に予約でき、さらに限定特典が付くこの機会を、ぜひご利用ください。

[バリューブックス限定特典付きで予約する] 

5.こんな方におすすめです 

・『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで、三宅香帆さんの新しい視点に触れたい方

・大学院進学や博士号取得を考えている方

・研究者という仕事に興味がある方

・「好きなことを仕事にする」ことについて考えたい方

・専門性を身につけて働きたい方

・「タイパ」「効率」ばかりが求められることに違和感を持っている方

・仕事をしながら学び続けたい方

「博士になる人」の話でありながら、読んでいるうちに、自分自身の「学ぶこと」と「働くこと」が少し違って見えてくる。

博士たちの人生をたどりながら、「時間をかけて学ぶこと」の意味を考える。

そんな一冊です。

6.書誌情報 

書名:『学ぶことが仕事――博士という生き方』
著者:三宅香帆
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
発売予定日:2026年11月4日
仕様:四六判・並製・200頁
ISBN:978-4-7907-1815-4
発行:世界思想社

『学ぶことが仕事――博士という生き方』
2026年11月4日発売。

マングローブ、きのこ、憲法、気象、フランス哲学――。
三宅香帆さんがさまざまな専門をもつ博士たちを訪ね歩き、研究の日々から仕事、生活、恋愛や結婚、子育てまで、その知られざるリアルを追った初のルポルタージュです。
博士たちの生き方を覗いてみると、「学ぶこと」と「働くこと」、そして自分はどう生きたいのかという問いが見えてくる。
もう一度、「学ぶこと」の面白さに出会う一冊です。

 

\限定特典付きで予約受付中!/

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著者略歴

  1. 三宅 香帆

    1994年高知県生まれ。文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了(専門は萬葉集)。同博士後期課程中途退学。大学院在学中に『人生を狂わす名著50』(ライツ社)で文筆家としてデビュー。
    おもな著書に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)、『娘が母を殺すには?』(PLANETS)、『考察する若者たち』(PHP新書)、『「夫婦」不在社会』(講談社)『推したちとどう生きるか』(新潮新書)など。

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