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作家 森まゆみ×装丁家 矢萩多聞トークイベント「旅する京都、住む京都」@丸善京都本店

2023年2月26日、京都の丸善本店で、『京都不案内』の刊行記念イベントが開かれました。本書は、町歩きの名手・森まゆみさんによる初の京都紀行。「京都がなんとなく苦手だった」という森まゆみさんは、大きな病を得て、体にいいことをするため京都へときどき転地。暮らすような旅から見えてきた古都のおもしろさとは? 
対談のお相手は、娘との対話エッセイ『美しいってなんだろう?』を上梓した矢萩多聞さん。森さんの本の装丁を何冊も手がけている矢萩さんは、『京都不案内』のブックデザインも担当してくださいました。
京都を旅する森さんと京都在住の矢萩さん――お二人の楽しいトークを2回にわたってお届けします。

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著者略歴

  1. 森 まゆみ

    1954年東京生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒業。1984年に友人らと東京で地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を創刊、2009年の終刊まで編集人を務めた。歴史的建造物の保存活動にも取り組み、日本建築学会文化賞、サントリー地域文化賞を受賞。主な著書に『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)、『「青鞜』の冒険』(紫式部文学賞)、『暗い時代の人々』、『子規の音』など。

  2. 矢萩 多聞

    画家・装丁家。1980年横浜生まれ。9歳から毎年インド・ネパールを旅し、中学1年生で学校を辞め、ペン画を描きはじめる。1995年から南インドと日本を半年ごとに往復し個展を開催。2002年から本をデザインする仕事をはじめ、現在までに600冊を超える本を手がける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。著書に『本とはたらく』(河出書房新社)、『本の縁側』(春風社)、『インドしぐさ事典』(Ambooks)、共著に『タラブックス インドのちいさな出版社、まっすぐに本をつくる』(玄光社)、『本を贈る』(三輪舎)がある。http://tamon.in

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