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スペシャルトーク「子どもの希望をど真ん中に:ヤングケアラー・希望格差・子どもの貧困」@大阪・隆祥館書店

2021年7月17日に、『子どもたちがつくる町:大阪・西成の子育て支援』の刊行記念トークイベントを大阪の隆祥館書店でおこないました。

日雇い労働者の町として知られる大阪・西成にしなりを「子どもの町」として描いた『子どもたちがつくる町』の著者・村上靖彦さんと、本書の舞台のひとつ「こどもの里」に密着した映画『さとにきたらええやん』の監督・重江良樹さん。

しんどさをかかえる子どもたちの実情と、個性ゆたかな支援者たちの実践を追うなかで見えてきた、日本の課題と希望とは。イベントの様子を一部、お届けいたします!

(隆祥館書店にて、イベントアーカイブ動画のご購入を受け付けております。詳細は、【隆祥館書店ホームページ】をご確認ください)

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著者略歴

  1. 村上 靖彦

    大阪大学人間科学研究科教授。2000年、パリ第7大学で博士号取得。
    著書に『自閉症の現象学』(勁草書房)、『摘便とお花見――看護の語りの現象学』(医学書院)、『仙人と妄想デートする――看護の現象学と自由の哲学』(人文書院)、『母親の孤独から回復する――虐待のグループワーク実践に学ぶ』(講談社)、『在宅無限大――訪問看護師がみた生と死』(医学書院)、『ケアとは何か――看護・福祉で大事なこと』(中公新書)、『交わらないリズムーー出会いとすれ違いの現象学』(青土社)ほか。第10回日本学術振興会賞受賞(2013年)。

  2. 重江 良樹

    大阪府出身。映像制作者。
    大阪西成・釜ヶ崎を拠点に、garafilm(ガーラフィルム)の屋号で活動中。ドキュメンタリー制作を中心に、記録撮影、web動画、PV制作など幅広く活動を行う。
    主に取り扱うテーマは、子ども・若者、非正規労働、貧困、福祉。代表作はドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』(2016年劇場公開)。

  3. 二村 知子

    隆祥館書店店長。
    井村雅代コーチ(当時)に師事し、シンクロナイズドスイミングを始め、現役時代はチーム競技で2年連続日本1位、日本代表として2年連続世界第3位に。現役引退後、隆祥館書店に入社。
    2011年から「作家と読者の集い」と称したト-クイベントを開催、2016年からは「ママと赤ちゃんのための集い場」を毎月開き、2019年4月からは、宝上真弓先生と子育てに悩む親御さんのために絵本選書の無料サ-ビス、2020年6月より、お客様からのリクエストを受け一万円選書を始めている。

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