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日本の「空気」――ウスビ・サコのコミュニケーション論

日本人の何気ないふるまいや言葉の見方が変わる、異色のコミュニケーション論!

――いつでも遊びにおいでと言ってくれた知人の自宅を訪ねたとき、「本当に来ちゃった!?」と驚いた顔は今でも忘れられません。(連載第1回本文より)

マリ共和国出身の空間人類学者、ウスビ・サコが、日々の実体験を深掘りしながら、日本人の「あたりまえ」をときほぐす。

好評連載「日本の「空気」――ウスビ・サコのコミュニケーション論」は書籍『ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」』になりました!こちらでためし読みができます。

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著者略歴

  1. ウスビ サコ

    京都精華大学学長。
    1966年、マリ共和国生まれ。
    高校卒業後、国費留学生として中国に留学。北京語言大学、東南大学を経て1991年に来日。1992年、京都大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程入学。1999年、同博士課程修了。2000年、京都大学より博士(工学)の学位を取得。
    2002年、日本国籍を取得し、自称「マリアン・ジャパニーズ」となった。京都精華大学人文学部教員、学部長をへて、2018年4月、学長に就任。
    専門は空間人類学。学生とともに京都のまちを調査し、マリの集合居住のライフスタイルを探るなど、国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。
    バンバラ語、マリンケ語、ソニンケ語、英語、フランス語、中国語、関西弁をあやつるマルチリンガル。

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