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日本人の何気ないふるまいや言葉の見方が変わる、異色のコミュニケーション論! ――いつでも遊びにおいでと言ってくれた知人の自宅を訪ねたとき、「本当に来ちゃった!?」と驚いた顔は今でも忘れられません。(連載第1回本文より) マリ共和国出身の空間人類学者、ウスビ・サコが、日々の実体験を深掘りしながら、日本人の「あたりまえ」をときほぐす。
京都精華大学学長。 マリ共和国で生まれ、中国の北京語言大学、東南大学を経て1991年に来日。京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士後期課程終了。博士(工学)。2001年より京都精華大学の教員。 専門分野は建築計画(住宅計画、居住空間計画)。「空間人類学」をテーマに、学生とともに京都のまちを調査し、マリの集合居住のライフスタイルを探るなど、国や地域によって異なる環境やコミュニティと空間のリアルな関係を研究。暮らしの身近な視点から、多様な価値観を認めあう社会のありかたを提唱している。バンバラ語、英語、フランス語、中国語、関西弁が話せる。
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