『人新世の「資本論」』(集英社新書)で、気候変動の解決策をマルクスの新資料を通じて「脱成長コミュニズム」として示された斎藤幸平さん。小社では斎藤さんをお招きして、編集部のスタッフを中心に勉強会を行いました(2022年11月2日)。
講演のテーマは「現場から、脱成長の未来を考える」。
マルクス研究から現在にいたる過程や、地球というコモンを考えるうえで食をコモンにするという契機、Z世代の価値観が政治を変えていくというヨーロッパでの変革の流れ、そして、傷ついた人々をたびたび切り捨ててきた日本社会はいかにケアを重視した社会に移行できるのかという点について、日本各地の現場からヒントを得て、共事者として声を上げることの重要性を考えるという内容でした。
多岐にわたる斎藤さんのお話を、前編・中編・後編の3回にわたってお届けします。
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